ダンロップ ゼクシオ ナイン ドライバー
クラブを計測してみると?
ロフト9.5度表示で、リアルロフトは10度。フェース角は+1度で、ライ角が61.25度と非常にアップライト。重心角も26.度と大きい。前作ゼクシオ エイト ドライバーと同様に、このゼクシオ ナイン ドライバーもスペックがつかまり重視になっている。フッカーよりもスライサーと相性が良いドライバーである。
純正シャフトのMP-900は前作(MP-800)と比較すると、明らかに手元側が軟らかい。ダンロップが提唱しているインターナショナルフレックス(編集部注)は5333。この数値は前作と同じだが、ゼクシオ ナイン ドライバーは手元側にしなるポイントがある。
硬さの目安となる振動数は238cpmで、他社の純正シャフトのSフレックスと比較すると軟らかめの数値だ。トルクはSフレックスで見ると、前作の5.7から0.5増えて、6.2になっている。適度なねじれ感があるので、スイングが乱れてもクラブの挙動は安定している。
長さはメーカー値が45.5インチで、実測値が46インチ(※60度法測定値)。クラブ重量は純正シャフトのSフレックスで277g。45インチ換算にすると287gくらい。55歳以上で体力が平均的なゴルファーに扱いやすいスペックだ。
(編集部注)フレックス表示に代わる、新概念の硬さ表記。シャフト全体を「手元付近」「手元寄りの中間付近」「先端寄りの中間付近」「先端付近」の4カ所に分割し、各部の相対的な硬さを1~9(数字が大きいほど硬い)で表す。4桁の数値で表記することにより、ゴルファーやスイングに合わせた、より正確できめ細やかなフィッティングが可能になる。
クラブ測定データ
シャフト | ロフト(度) | リアルロフト(度) | ライ角(度) | フェース角(度) | 長さ(インチ) | 振動数(cpm) |
---|---|---|---|---|---|---|
MP-900(S) | 9.5 | 10 | 61.25 | +1 | 46 | 238 |
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
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