キャロウェイ
発売日:2016/02/19 参考価格: 66,960円
ノーマルポジションで計測すると、ロフト角9度表示で、リアルロフト角は8度。フェース角は-4度と、オープンフェースの度合いがかなり強い。これはヘッドの座りが強く影響している。ヘッドをポンと地面に置くと、フェースがゴロッと開く方向に回転するからだ。ライ角は56.5度。前作XR ドライバーと同様に、今どきのドライバーの中ではかなりフラットである。重心角は24.5度。平均値をやや上回り、前作の21度よりも大きくなったぶん、ヘッドが返りやすい。
シャフトを脱着して、ヘッド重量を計測してみる。するとスリーブなしで188.6g、装着しても195g前後と、キャロウェイゴルフの中ではやや軽め。スペック的には、スライサーよりもフッカーと相性が良いドライバーである。
純正シャフトの『XR』については、重量が約53gで、トルクは5.3(※Sフレックス/メーカー公表値)。先調子で中間部分のしなりを感じやすく仕上がっている。硬さの目安となる振動数は242cpm。純正シャフトのSフレックスとしては平均的な硬さだ。長さはメーカー値、実測値とも45.5インチ(60度法計測値)。クラブ重量は実測302.7g。35~55歳くらいの、体力が平均的な男性ゴルファーにちょうどいいスペックだ。
シャフト | ロフト(度) | リアルロフト(度) | ライ角(度) | フェース角(度) | 長さ(インチ) | 振動数(cpm) |
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XR(S) | 9 | 8 | 56.5 | -4 | 45.5 | 242 |