テーラーメイド M1 460 ドライバー
構えてみると?
テーラーメイドの主力ブランドであるMシリーズが1年余りを経てモデルチェンジされ、2代目がリリースされた。今回試打するのは、調整機能が豊富な「M1 460 ドライバー」。前作のM1はヘッド体積が460ccと430ccの2種類がラインアップされていたが、2代目は460ccと440cc。今回はM1 460を試打する。ロフト角は9.5度と10.5度が用意されている。
モデルチェンジしたにも関わらずネーミングはまったく同じで、構えた時の顔つきも「これってモデルチェンジしたの?」と思うくらい前作と似ているのだが、じっくり見てみると違いが分かってくる。
ツートンカラー仕上げのクラウンは、金属部のホワイトの面積が減り、カーボンの黒い面積が増している。メーカー資料によると、非金属面積率が43%増えたそうだ。
全体的なシェイプは前作同様、2代目もオーソドックスな丸型形状。そして、2代目もオープンフェースの度合いが非常に大きく、スライサーよりもフッカー好みに仕上がっている。
ソールに目を転じると、前作M1 460よりもさらに調整機能のギミックが増している。前作同様、ソール部分にTの字に溝が配置され、フェース面に沿って動く溝に15gのウエイト、フェースに対して垂直方向の溝には、12gのウエイトを配置(前作は10g)。この2つのウエイトを動かすことで、重心距離と重心深度が調整できる「Tトラック・システム」が搭載されている。前作よりこのレール(溝)が長くなり、ウエイトの移動距離が増え、重心移動距離が64%アップしたそうだ。
M1 460 ドライバーの最大の特徴はクラウン。カーボン素材(グラファイト・コンポジット)を大胆に採用していること。前作はクラウン側の軽量化をはかるだけだったが、今回はソールのトウ側にも採用。これによりヘッドの剛性を保ったまま、さらに軽量化することに成功し、余った重量が「Tトラック・システム」のウエイトの重量アップに貢献している。
前作同様、2代目のM1 460 ドライバーはソールの弾道調整機能が目立つが、クラブで重要なのはニュートラルポジションでの性能だ。ニュートラルなポジションでのヘッドの挙動、そして飛距離性能はどんなものか。じっくりテストしてみたい。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー