年末ボーナスでよく売れたドライバーTOP5(ヘッド別)
ゴルフクラブを選ぶにあたり、自分の好みはあるけれど、世の中の流行りはどうしても気になるところ。そこで今回はGDOショップでの販売本数を元に、カスタムシャフトを含めたドライバーをヘッド別で集計。期間は年末のボーナスで懐が暖かい12月1日から12月31日までの1カ月間。 はたしてどのドライバーが1位に輝くのか?
第5位 ブリヂストンゴルフ ツアーB JGR ドライバー
第5位はブリヂストンゴルフの「ツアーB JGR ドライバー」。特徴はクラウンをウェーブ状にたわませ、ソールの剛性を高めたこと。それにより、クラウンのたわみ量が増加し、初速、打ち出し角のアップに貢献したという。使用プロである片岡大育は、「とにかく飛距離が出ます。安定感も抜群で、とても心強い武器になっています」と話す。
第4位 ピンゴルフ G400 LSテック ドライバー
第4位はピンゴルフの「G400 LSテック ドライバー」。「G400」シリーズの中で、最もスピン量が少なく、ボールのつかまりのあるクラブである。昨年の賞金王である宮里優作、鈴木愛が使用していたこともあり、脚光を浴びている。
第3位 タイトリスト 917D2 ドライバー
第3位は「タイトリスト 917 D2 ドライバー」。発売されてから1年以上経つが、いまだに人気を博している。特徴は、ソールにある棒状のウエイトを取り替えることで、重心位置が変わり、ドローやフェードなどの球筋を調整できる。ヘッドが大きくて安心感があり、球が上がりやすいことから、アスリートゴルファーだけでなく、幅広い層から支持を得ている。
第2位 ピンゴルフ G400ドライバー
第2位はピンゴルフの「G400 ドライバー」。前作「G」シリーズと比べ、ヘッド体積が460ccから445ccと小ぶりになった。これにより、スイング中の空気抵抗を抑えられるほか、ヘッドの操作性がよくなった。とはいえ、ヘッドを小さくしたことによるトレードオフになりがちな寛容性は高く、左右の曲がりが少なく直進性が高いと評判だ。
第1位 ダンロップ ゼクシオ テン ドライバー
第1位はダンロップの「ゼクシオ テン ドライバー」。今回のランキングではヘッドが同じことから、シャフトが異なる黒いヘッドの「ミヤザキモデル」も含んでいる。12月9日に発売され、他のクラブと比べ不利な条件の中、瞬く間に出荷本数を増やしていった。クラブ開発にあたり、打点のバラつきを生む原因となる身体のブレに着目。独自のシャフト構造・剛性設計によりスイングを安定させ、打点を芯に集めやすく設計した。一番売れているスペックはロフト角10.5度のフレックスR。やさしいクラブを求めるアベレージゴルファーから高い支持を得ている。
なお、6位から10位は下記の通り。
6位 ヤマハ インプレス UD+2 ドライバー
7位 キャロウェイ GBB エピック スター ドライバー
8位 タイトリスト VG3 ドライバー
9位 ピンゴルフ G400 SFテック ドライバー
10位 タイトリスト 917 D3 ドライバー
全カテゴリー含め、販売本数は累計1900万本を超える“王者”「ゼクシオ」が、2位を大きく引き離す形で1位に輝いた。2位の「G400」は、兄弟モデルもTOP10に入る人気ぶり。3月には、ヘッド体積が460ccの「G400 MAX ドライバー」が発売されることもあり、そちらも注目だ。
(※ランキングは、カスタムシャフトを含めたヘッド別で集計)