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スムーズな腰の回転を完全マスターする極意!
2012/11/14
インパクトで腰が前方に突き出しています!
胡内さんのインパクトをみると、やはり腰の回転が止まって、左に腰が突き出る動きになっています。これでは、フォローでの腕の通り道が塞がれて、非常に不安定な状態に陥るのは必至です。これは、インサイドアウト&アッパーブローで振れている上級者に多い傾向です。しかし、スムーズな腰の回転は、ゴルフを始めたての初心者も、ヘッドスピードが遅い人も、しっかりとマスターして欲しいところです。基本からすべて見直していきましょう!
後方から見るとお尻の位置が前に大きくズレています
プロのスイングでは、後方から見たアドレス時のお尻の位置は、インパクトでもとんど変わりません。しかし、胡内さんの場合は、お尻の位置が、どんどん前方にズレていってしまっているんです。インパクトからフォローにかけて、腰がターゲットラインに対して、右前方に突き出してしまっているんですね。インパクトで腰が回転せず、前方に突き出すために、腕の抜け道が詰まってしまっているんですね。(右写真は矢野東プロ)
アドレスでしっかりと腰を入れること!
真っ先に目に付いたのはアドレスで腰が入っていないことです。骨盤が立っていて、張りのない前傾姿勢になっています。腰をスムーズに回転させるために、もっとも重要なのは姿勢です。前傾姿勢を作る際には、直立した状態から、足の付け根を中心にして骨盤を前傾させ、一番最後に、軽く膝を曲げることが肝心。今までのアドレスと比べると、足はほとんど棒立ちのような感覚になりますが、太ももの後ろ側と、膝頭の上部に筋肉の張りを感じ、重心が低くなって安定してきます。
太ももにボールを挟んで練習
アドレスで腰を入れることによって、腰が左右にブレず、その場で回転するベースが出来上がります。その上で、今度は膝の間にボールを挟んでスイングしてみましょう。これまで、インパクトで腰が左にスライドしたり、お尻の位置が前にズレたりしていましたが、ボールを挟むことによって、腰の暴れを抑えることができます。ボールを挟んだときの、下半身を安定させる力感を、掴んでください。
もっと重くて大きなものを挟んで練習
ボールを挟んだスイングでも、多少お尻の位置が前方にズレて、まだ腰が不安定な状態です。長年、染み付いた癖があるのでしょう。今度は、もっと大きくて重いものを挟んでみましょう。しっかりと挟んでいないと、挟んだものが落ちてしまうし、スイングどころではない感じがすると思いますが、お尻の位置はほとんど動かず、下半身がすごく安定して、腰がその場でクルッと回転するようになりますよ。
右腰でインパクトするつもりで!
サイエンス・フィットでは、インサイドアウトの軌道が理想で、スイング軌道はドローからフック軌道になります。そのスイングができていて、右プッシュとフックに悩まされている人は、腰の回転がまだまだ中途半端なのです。フックが怖くなると、余計に腰を回せなくなり、もっとフックに悩まされます。イメージとしては、右腰でインパクトするような感覚で、もっと積極的に腰を回すこと。アドレスで腰を入れ、膝にボールを挟んだような感覚で下半身をがっちり固めた上で、右腰でインパクトする感覚を意識してください。
胡内さん プロフィール
「飛距離には自信があるといっても、ミスをすれば確実に大ケガに至ります。最近は、右プッシュと引っ掛けが交互に出てしまう状態で、ドライバーは武器であると同時に、とてもリスキーなショットとなっています。今、目指したいのは、左右に散る原因を特定し、スイングを綺麗に整えることです。当レッスンコンテンツは、毎回熟読していますが、自分の悪いところが何なのか、把握できていない状況ですね…」
- サイエンスフィット
- 数回ショットするだけで、スイングが診断できる最新鋭システム・・・それがサイエンスフィットだ。これまでの機器と違うのは、特にリアルタイム計測が困難だったインパクト時のフェースの入射角やフェースアングル、ボールの回転数などなど、スイングに関する貴重なデータが一瞬で分かること。悪い癖はもちろんのこと、「リストターン系」や「ボディターン系」といったスイングタイプも判別可能。自分本来のスイングを知り、個々に相応しい技術を身につける上で、トッププロからも熱い視線を集めるマシンとなっている。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー
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