CG15からの買い替え・各評価項目の補足
5点2012/10/1250°-8 56°-14 60°-8を購入しました。
打感‥5
完全に真芯を食うと何も打ってないように感じます。普通に芯を食えば柔らかい打感が残ります。私は柔らかい打感が好きなので5です。柔らかいとボヤケる。しっかり打った感じが欲しい。という人にはフォージドよりブラックパールやクロムがおすすめです。ただしこのモデルはバンス角が少しだけ違うのでスペックに注意して下さい。
やさしさ‥5
それまで使っていたのがCG15で、上級者向けモデルからの買い替えとなりました。そのため余計にそう感じるのかもしれませんがとにかく優しいです。ミスの許容範囲が広くトップした時は特にそれを感じます。私はラウンドにロブウェッジが必須なので、60°についてはソール幅も広く距離と高さのバランスが絶妙でかなり助かっています。
つかまり‥4
これもCG15との比較になります。このCG16の方がオートマチックに打てる分、勝手につかまる感じです。私はアプローチを右手で放り投げるイメージでするのですが、何も考えずにスイングで球を拾ってもつかまります。もともとウェッジはつかまりやすいクラブなので、あまり極端につかまっているようには感じません。必要十分という感じです。
構え易さ‥4
リーディングエッジがやや丸くなっていますが、フェース開いたり閉じたりという使い方をする場合は、ソール形状からしても実際に打ってみても微妙です。もっとフェースの開閉に自由度があるモデルは他にあります。ほんの少し開く分には問題なく使えます。その点で少し中途半端な印象があります。まどろっこしいので私は常にスクエアに構えるようにしています。構えにくいということはないです。8~9割をスクエアに構えて、たまにフェースを開くという人にはベストだと思います。
操作性‥4
キャビティバックですが操作性は良好です。ミスの許容範囲の広さのが、様々な打ち方にも対応させている印象です。多くのマッスルバック型のウェッジでいう操作性とは少し意味合いが違いますが、こういう優しいウェッジに合った操作の仕方があるので、それができれば上級モデルの自由な操作に充当させられます。シンプルに使ってシンプルに打つことが前提です。スクラッチレベルの方には不満かもしれませんが、そのレベルのゴルファーの感覚はわかりません。
スピン性能‥4
手入れに気をつけてください。クリーブランドのウェッジの他のモデルにも言えることですが、練習場等のボロいボールを打つとレーザーミーリング部分にボール表面が削れて付着します。それだけボールにスピンがかかっているということですが、そのまま打つと目に見えてスピン性能が低下します。メンテ用スプレーで湿らせた柔らかいスチールウールで軽く擦ると簡単に落ちます。手入れをきちんとして使えば、ラウンドする上で十分なスピン量は得られます。バックスピンでボールを戻したいという人には少し足りないかもしれません。
バンカー脱出‥4
バンカー脱出と一言にいっても、バンカーからのアプローチと考えるか、単純にバンカーから出すだけと考えるかで違います。前者なら5です。後者なら例えば優しいアイアンセットにあるSW等の方が楽なので3です。これは単品ウェッジの多くに言えることです。
デザイン‥5
これは完全に各々の好みです。メーカーHPなどで確認して下さい。私は黒染めのウェッジが好きなので5です。
コスト感‥5
CG17が発売されて今秋10月からメーカー値下げ品となるのを待って購入したので5です。発売直後の定価で買うなら1です。クリーブランドウェッジは難しいモデルと優しいモデルが交互に出ているので、次の優しいモデルであろうCG18の発売まで待ち、CG16が在庫処分で値崩れするまで待ってもいいかもしれません。ただしCG17が中間層を意識した作りになっているので、CG18も同様ならCG16があまり値下りせず、欲しいロフトやシャフトがない事態も考えられます。現在お使いのウェッジの劣化具合と相談しながら自己判断でどうぞ。
満足度‥5
自分のレベルとゴルフ、懐事情に合ったウェッジなので5です。