気をつけたい「やさしいドライバー」あるある
一般的に、“やさしいドライバー”はミスヒットに強い。慣性モーメントを大きくし、ミスヒット時にヘッドがブレにくい構造にしているからだ。そのためには重心距離を長く、重心深度を深くする必要がある。ピンの「G410 シリーズ」や「テーラーメイド SIM MAX ドライバー」など、海外ブランドの新製品はこの傾向が年々強くなっている。
しかし、重心距離を長くするとボールのつかまりが悪くなる。フェースがスクエアに戻る前にインパクトをしてしまいやすく、その結果ボールが右に飛び出しスライスする。やさしいはずなのに、つかまらない。いわゆる“やさしいドライバーあるある”というやつだ。
そんな“あるある”にお悩みの人におすすめしたいのは、重心距離が短く、ボールがつかまり、強い球が打てるドライバー。具体的なモデルをいくつか紹介してみよう。
「プロギア RS ドライバー」はつかまりの良さに加え、フェースの反発性能や飛距離性能も高い。中古なら、カスタムシャフト装着モデルでも3万円前後から探すことができる。
「ブリヂストン ツアーB XD-3 ドライバー(2018年)」なら操作性もよく、カーボンクラウンに組み込まれた金属弦が向上させるボール初速が魅力だ。中古ショップでは3万円を切るものもあり、かなりお手ごろ感がある。
海外ブランドでは「タイトリスト TS1 ドライバー」が、同社のドライバーの中でも重心距離がかなり短いモデルとなっている。総重量も軽く、ボールをつかまえて飛ばせる。2019年発売モデルだが、中古で4万円ほどから探すことができる。
毎年のようにやさしいと言われるドライバーが発売されるが、うまく使いこなせないと嘆くゴルファーは少なくない。無茶なモデルを打ちこなそうと苦労をするよりも、下取りに出して自分に合う中古クラブを手に入れる方が、飛距離アップの近道と言えるかもしれない。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
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