21年女子ツアー優勝ドライバーは勢力図が一変! 中古相場を調査

中古ギア 2021年女子ツアー優勝ドライバー
今年のメーカーシェアは1位キャロウェイ、2位住友ゴム工業、3位ブリヂストンとなった

2021年の国内女子ツアーは「JLPGAツアー選手権リコーカップ」をもって終了した。今回は、21年の全38試合で優勝者が使ったドライバーを調査し、多くを占めたクラブメーカーのモデルを中心に中古相場を紹介する。

メーカー別の勝率では、キャロウェイが16勝と4割を超えてトップを独走。中でも賞金女王となった稲見萌寧が「マーベリック サブゼロ ドライバー」(2020年)で8勝を重ねた。中古では品薄状態が続いているが、US仕様のクラブは3万円台から見つけることができた。

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7勝で続くのは、2021年モデルの「エピック SPEED ドライバー」(ツアーバージョンを含む)。西村優菜が3勝、申ジエが2勝、上田桃子堀琴音がそれぞれ1勝という内訳だ。年明けには新モデルが登場することが推測されるため、中古価格は下降気味。程度によっては4万円台を切るようになってきた。

1勝の「エピック フラッシュ サブゼロ ドライバー」(2019年)は、笠りつ子の復活優勝をサポート。現在はお手ごろ感が増しており、2万円台から見つけられる。

住友ゴム工業(ダンロップ)がキャロウェイに続く9勝。「スリクソン ZX5 ドライバー」(2020年)が4勝(すべて小祝さくら)、「スリクソン ZX7 ドライバー」(2020年)が2勝(勝みなみ山下美夢有)を重ね、どちらも4万円台から見つけることができる。

同じく「スリクソン Z785 ドライバー」(2018年)も2勝(勝、岡山絵里)で並び、現在は2万円前後からとお得感がかなり出てきた。

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1勝の「ゼクシオ エックス ドライバー」(2019年)は青木瀬令奈が制したもの。こちらは新モデルが12月発売となり、前作は3万円台前半から手に入るだろう。

ブリヂストンは、今年後半の古江彩佳の大躍進で猛追して7勝。3勝を挙げた古江が使用するのは新モデルの「B1 ドライバー」(2021年)で、すでに中古でも発見。カスタムシャフト装着モデルで6万円台からとなっている。

ツアーB JGR ドライバー」(2019年)も同じく3勝(吉田優利/2勝、三ヶ島かな)で、2万円前後からと手ごろな価格で手に入る。アベレージゴルファーにもおすすめの、幅広い層をターゲットにしたクラブだ。

ツアーB X ドライバー」(2020年)は大里桃子が優勝した1勝。中古で4万円前後から見つかるだろう。

2020年はテーラーメイドが勝率ナンバー1となったが、今年は大きく勢力図が変わった。激しい賞金女王争いの裏で、クラブメーカーの争いも注目したいところ。勝者が選ぶドライバーの性能が気になるゴルファーは、ぜひ中古ショップで手に取ってみて欲しい。

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