ブリヂストン
発売日:2012/09/05 オープンプライス
ブリヂストンのプレミアムブランドであるPHYZ。約2年ぶりのモデルチェンジに合せてツアーステージの冠が省かれている。メインターゲットが50歳以上の熟年ゴルファーであることを考えると、ブランドとして分かりやすくなった。
ヘッドはシャローフェースでシャローバック。フェースの厚みは約52ミリ。フックフェースで捕まりの良さをイメージしやすく仕上がっている丸型のヘッドは初代と似ているが、フェースの面取りが異なる。2代目はインセットホーゼルを採用、フェース面もヒール寄りに少し偏っている。形状的には重心距離を短くしようとする意図が窺い取れる。
ソール形状も2代目はやや立体的でデコラティブ。コンサーバティブ(保守的)なデザインを採用しつつも、地味になり過ぎないように配慮したのだろう。クラブの長さはメーカー値で46.5インチ。前作よりも0.25インチ伸びた。長尺でも振りやすくするために、クラブ重量は282gと軽量(PZ-503WRシャフト装着時)。グリップとシャフトは手元重心化が成されている。
2代目となったPHYZ。前作同様、メインターゲットは団塊世代ゴルファー。モデルチェンジによって、どこがどう変わったのかじっくりテストしてみたいと思う。