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今年最も注目されたモデルは!? 「Ai」か「Qi」か? 2024年アクセス数ランキング/ドライバー部門

「Ai」vs「Qi」 トリを飾るのはどっち!?

2024年のGDOギアカタログで、アクセス数が多かったモデルをランキング形式で発表するシリーズ。パター部門アイアン部門FW部門に続き、トリを飾るのはドライバー部門。毎年初旬に発売されるテーラーメイドとキャロウェイの新作がしのぎを削る分野だが、昨年はキャロウェイ「パラダイム ドライバー」が1位に輝いた。今年は後継「Ai スモーク」で連覇か、それとも「Qi10」の奪還か――。どちらに軍配が上がる!?

■第10位:B2HT ドライバー(ブリヂストン)

10位はブリヂストン「B2HT ドライバー」。昨年9月に「B1 ST」「B-Limited B1 LS」とともに3機種ラインアップで展開され、ハイトラジェクトリー(High Trajectory)=高弾道を意味する略称で、球が上がりやすいのが特徴。4月「富士フイルム・スタジオアリス」にて阿部未悠が、同大会の練習日で初めて挿したというフジクラ「VENTUS TR RED」との組み合わせが功を奏し、念願の初優勝を飾った。

■第9位:スリクソン ZX5 Mk II ドライバー(ダンロップ)

今年発売されたダンロップ「スリクソン ZXi」シリーズの前身となる「スリクソン ZX5 Mk II ドライバー」が9位に。初代「ZX5」ではカーボンクラウンを採用していたが、「―Mk II」ではフルチタンに回帰。同社独自のテクノロジー「リバウンドフレーム」の効果を最大化するため、接着部分のないフルチタンのほうが適していたという理由から。初速アップを念頭に置いた同社の決断が、新作「ZXi」でも引き継がれている。

■第8位:パラダイム Ai スモーク MAX ドライバー(キャロウェイ)

ここで早くもキャロウェイ24年モデル「パラダイム Ai スモーク MAX ドライバー」が登場。昨年モデルがNo.1だっただけに、もう少し上位を予想していた人は多かったのでは…。プレーヤー25万人、100万個以上のスイングデータから誕生したAiスマートフェース搭載。未確定ではあるものの、来年発売モデルは別名で展開される情報が入っているだけに、「パラダイム」ファンはマークダウン品を狙いたいところ

■第7位:GT2 ドライバー(タイトリスト)

今年8月発売のタイトリスト「GT」シリーズから「GT2 ドライバー」が7位に。クラウンにはプロプライエタリーマトリックスポリマーと呼ばれる新素材を配し、浅重心&低重心化を実現。契約フリーの原英莉花は発売直後から14本をガラリと替え、ドライバーもアイアンもタイトリストに統一した。ドライバーは最終的に2と3で悩み、「フェースの返り具合がちょうどいい」という理由で今作をチョイスしていた。*現在は別ドライバーにスイッチした模様

■第6位:ステルス2 ドライバー(テーラーメイド)

テーラーメイドの昨年モデル「ステルス2 ドライバー」が6位で登場。優れた飛距離性能と高い寛容性により、さらに直進性が進化したカーボンウッドとして登場。試打コーナー「三者三様」のテスター・西川みさとプロは、「やさしく生まれ変わった。しっかりボールをつかまえられ、フェース面の弾きがちゃんと把握でき、前に強く飛んでくれる印象に変わった」と、23年上半期の高評価第1位に挙げていた

■第5位:パラダイム ドライバー(キャロウェイ)

昨年1位のキャロウェイ「パラダイム ドライバー」が今年発売「Ai スモーク」を抑えて5位。人気コラム「中古ギア情報」では、「Qi」「Ai」の登場でマークダウンした前作「ステルス2」&「パラダイム」の中古価格を特集した。同シリーズはモデルによって価格に違いがある模様で、「パラダイム」「―X」「―MAX FAST」の3モデルはほぼ同額だが、契約外プロから支持される「―◆◆◆」は人気が高く、他モデルより高値のようだ。

■第4位:パラダイム Ai スモーク ◆◆◆ ドライバー(キャロウェイ)

そんな中古モデルの値が高い「◆◆◆」シリーズから、今年発売の「パラダイム Ai スモーク ◆◆◆ ドライバー」が4位にランクイン。今季「全米プロ」「全英オープン」とメジャー2冠を達成したザンダー・シャウフェレが使用。スイッチした当初、「フェースのディープ感が気に入っていて、小振りでセットアップしやすい。構えた時点ですごく弾道をイメージしやすい」と好感触のポイントを語っていた。

■第3位:G430 MAX 10K ドライバー(ピン)

上下左右の慣性モーメント合計値1万g・cm2超え“10K”を今年のトレンドに押し上げたモデルのひとつ、ピン「G430 MAX 10K ドライバー」が3位に。試打と計測データを元に三田貴史コーチがマトリックス図を作成する企画では、スピン量が多め+つかまり具合も強めの国内MAXモデルに対し、「スピン量はそこそこ入る半面、つかまり具合はそれほど高くない海外MAXの特徴が表れている」と解説した。

■第2位:Qi10 ドライバー(テーラーメイド)

テーラーメイドの今年発売モデル「Qi10」シリーズから、スタンダード「Qi10 ドライバー」が2位に入り、キャロウェイを引き離す形に。今冬ボーナスでマークダウン品を買う考え方を提唱する記事で、クラブフィッター・小倉勇人氏は「ニュートラルなつかまり具合と直進性を生かしたティショットが期待できる性能。ヘッドスピード43m/sくらいまで純正Sシャフトで問題なし」と、その特徴と選び方を紹介した。

■第1位:Qi10 MAX ドライバー(テーラーメイド)

今年最も注目されたドライバーに輝いたのは、テーラーメイド「Qi10 MAX ドライバー」。同シリーズ1、2フィニッシュで、テーラーメイドが返り咲いた(22年はステルスが1位)。口コミ欄には「こんなにやさしいドライバーは初めて」「40m/sない私でも問題なく振り切れる」「『ステルス グローレ』からでもすんなりスイッチできた」と、従来アスリートゴルファーとは違う層からの称賛の声が多く残っている。

「Qi10」が1、2フィニッシュ! FW部門に続いてテーラー完全復権

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