ハードヒッターなら鬼に金棒「テーラーメイド M3 440 ドライバー」
クラブを計測してみると?
ノーマルポジションだと、表示ロフト角9度でリアルロフト角は8.5度。フェース角が-2.75度。ヘッドの据わりも影響しているが、アドレスするとフェースが右を向き、リアルロフト角は表示ロフト角よりも小さい。ボールの上がりづらさは、重心の浅さに加え、リアルロフト角が少ないことが強く影響している。
ライ角が55.5度と、最近のドライバーにしてはかなりフラットで、重心角は21度と「M3 460」より2.5度ほど小さい。ライ角をアップライトなポジションに変更すると、59度まで増える。
高弾道が打てるポジションに調整すると、フェース角は-0.75度でリアルロフト角は11度まで増える。対して、低弾道が打てるポジションに調整すると、フェース角は-5度でリアルロフト角は6.5度となる。これまでのモデルと同様に、ロフト角を増やすとフックフェースになり、ロフト角を減らすとオープンフェースの度合いが強くなる。
三菱ケミカル「KUROKAGE TM5」のSフレックスの振動数は255cpm。純正Sシャフトとしては少し硬めで、「M4」のシャフトに比べると、1フレックスほど手元側が硬く締まっている。長さはメーカー値、実測値ともに45.5インチ(※60度法計測)。クラブ重量は308.7グラムで、バランスがD2。25~45歳くらいの男性で、体力が平均的、もしくは平均以上のゴルファーと相性がいいスペックだ。
クラブ測定データ
シャフト | ロフト(度) | リアルロフト(度) | ライ角(度) | フェース角(度) | 長さ(インチ) | 振動数(cpm) |
---|---|---|---|---|---|---|
KUROKAGE TM5(S) | 9 | 8.5 | 55.5 | -2.75 | 45.5 | 255 |
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
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