金谷多一郎 素直にボールが出る安心感|さすが長尺フォーティーン
長尺のわりに振り遅れない、しっかり考えられた性能。長尺を得意とするフォーティーンならではのモデル。ハイバックの構造が、正しい軌道をたどるのにイメージしやすく構えやすい。振ったなりの球が素直に出て、安心感がある。オーソドックスな感じでありつつ、飛びの限界を追求するルールぎりぎりの性能のバランスが秀逸。
マーク金井 重心距離が短めなので、|長尺なのに球がつかまる
構えるとヘッド体積460ccよりもやや小ぶりに感じ、シャープな顔つきに仕上がっている。フェースの弾き感がいいのに加え、長尺効果でヘッドスピードを自然と上げてくれるので、キャリーで飛距離を稼げる。また、重心距離が短めなので、ヘッドが返りやすくつかまった球が打ちやすい。
鹿又芳典 しっかり振り抜ける人には|最大の武器になる高性能
見た目はキレイな形状で、ゴルファーの感性に訴えてくるモデル。シャフトによって長尺からツアープロニーズの操作性の高いクラブにまで変化できるのは、ヘッド性能の高さからくるもの。クラブが重くて長いので、しっかり振り抜ける人は限られてしまうが、それができれば最大の武器になり得る。
関雅史 アゲンストの風に負けない|力強いライナーが出せる!
とにかくボールの出球が強く、直進性に優れたクラブ。スピン量の少ないライナーボールで、アゲンストの風をものともしない力強い球が出せる。実際の長さはルール限界の長尺なのにそのように感じさせない造りは素晴らしい。ただやはり長尺なので、ヘッドスピードが遅い人や、すくい打ちをする人には合わないかも…。
HOT:
■長尺を感じさせない振りやすさ。|
■シャフトは長いがバランスよく、タイミングよく返ってくる。|
■ちょうどいいくらいの高さが出る。|
■弾く感じがしっかりあって打感がいい。|
■とにかく飛距離を求める人用な気がする。|
■ヘッドスピードの遅い人が一発の飛びを求めるのにいい。|
■ヘッドがオーソドックスな形状で構えやすい。|
■CT-112のヘッドにゲロンディの考え方を導入したモデルなので、飛ばないはずがない!|
■軽く振ると性能を発揮するので、冬場の振れないときに一本あってもいいと思う。
NOT:
■シャフトが長いので構えたとき若干不安。ミスが出そうな雰囲気がある。|
■スライサーは球をつかまえづらいかも…。|
■デザインがあまり好きでなく、マットな感じが地味な印象。
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