安心感、安定感のあるウェッジ。ミスに対する強さは抜群。大き目にスイングして打つときはもちろん、グリーン周りから小さい幅でアプローチするときも、ボールを押す力が均一にかかり、距離感を合わせやすい特徴がある。
有識者
「トゥ側に肉厚があり、フェースを開かずにアプローチするプレーヤーに最高のパフォーマンスを提供してくれる。構えた印象は、ネック周りにグース感があり、上からヘッドを入れるイメージも湧きやすい。実際、上から強く打ち込んでも左に行くことがなく、イメージ通りの弾道になりやすかった。また、数メートルの短いアプローチをする際でも、ヘッドにボールを押す力があるため、距離感を合わせやすいのも魅力。バンカーやライが悪い場所から打っても、フェースにしっかり乗ってくれるので、どんな状況でも失敗を恐れずにショットに臨める」
上級者
「リーディングエッジが直線的でスクエアにアドレスしやすい印象を受けた。ミスヒットに圧倒的な強さを感じる。ボールのつかまりも良く、フェースを開いて使っても打ちやすかった」
中級者
「ややオフセットでやさしさを感じた。手応えのある打感やスピン性能の高さがあるにもかかわらず、オートマチックに打てる感覚もあるので、安心して打つことができる。幅広いゴルファーが使えそう」
アベレージ
「グリーン周りのショットも、バンカーショットも、抜けの良さを感じた。どんなライからでも自信を持って打つことができる。多少手前に入ってダフったと思っても、しっかりボールをつかまえてくれるやさしさもある」

NOT：
「フォーティーンのアイアンは正統派といえるモデルが多いのに対し、ウェッジは肉厚を変化させるなど、形状にひと工夫加えて、性能を演出している印象を受ける。フォーティーンのアイアンとウェッジをセッティングに入れたときに、違和感を覚える人もいるかもしれない」

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